マレーシア移住のメリット。多様性がもたらす寛容性と移住者が感じるその魅力

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あなたの持つマレーシアのイメージはどんなだろうか?

南国、ビーチ、常夏。東南アジアの国々へのイメージをそのままマレーシアへのイメージとして思い浮かべる人も多いかもしれない。

今回はマレーシアで3年を暮らした私が感じる現地の魅力を紹介していきたい。短期滞在や外からでは感じることのできないマレーシアの魅力を「多様性」と「寛容性」をキーワードにして紹介していく。

この記事を読み終わる頃にはきっとあなたもマレーシアの虜になっているかもしれない。

1:多様な民族・文化と寛容性

マレーシアはマレー系6割、中華系3割、インド系1割の多民族国家だ。約3000万人の人口が日本の約85%の面積の中に暮らしている。地域によってそれぞれの民族が多く住む場所もある。しかし大都市であればそれぞれがお互いの民族・文化を尊重しながら共に暮らしている。

ビジネスの中でも、マレー系、インド系、中華系の人間が一緒になって議論を交わすことも多い。またマレーシアの国教であるイスラム教の「お祈りの時間」は大切な時間であり、会議中であろうとも、とても尊重されている。

このようにマレーシアは多様性を受け入れられる社会であり、人に対する許容度や寛容性が非常に高い。違うことが当たり前であり、「違い」をそのまま受け入れることができる。「違う」ことに意味づけをすることなく、そのまま受け入れられる姿勢は多様性の基本であり、社会がより成熟していくためには不可欠な要素だと感じる。

同一民族である日本では「同じ」ことがある意味、常識のようになってしまっている。人と違うことで特別な目で見られることや、その理由を求められることも多い。

日本の社会で息苦しさを感じている人や他の国から移民としてやってくる人々にとっては多様な文化がもたらす寛容性は現地での暮らしやすさとともにマレーシアの魅力となっている。

2:英語圏、でもマングリッシュ!

マレーシアは東南アジアの中でもシンガポール、フィリピンについで英語の普及率が高い。クアラルンプールなど大都市であればほとんどの場所で英語が通じる。

公用語はマレー語ではあるが1967年まで英語が公用語であったため準公用語として広く普及している。シンガポール英語がシングリッシュと呼ばれているのに対して、マレーシア英語はマングリッシュと呼ばれている。時制や文法をあまり気にしないなど難点はあるが、日本人にとってはネイティブスピーカーよりも話しやすさを感じるだろう。一方イギリスの植民地であったため、英語圏への留学経験者も多く流暢な英語を話す若い世代も多い。

多民族国家であるがゆえ、マレー系はマレー語と英語、中華系は中国語、マレー語、英語、インド系はタミル語、マレー語、英語を話す。バイリンガルやマルチリンガルが一般的という状態だ。

同一民族の日本であればバイリンガルや3カ国語以上を操るマルチリンガルなどは一目置かれる存在である。それを考えれば、この国の底力や英語力がもたらす国際性は学ぶべきところも多い。

3:目指せ、先進国!

ここマレーシアは2020年に先進国入りを目指している。先進国の基準は曖昧ではあるが、一つの基準であるGDPを押し上げようと政府一丸となって経済を押し上げようと努力をしている。

そんな先進国入りを目指すこの国で働いていて感じることは徐々に日本化していることだ。「ルックイースト」を掲げ日本をお手本としていることは、日本人として誇らしい。

日本人の生真面目さ、正確さ、責任感が今の日本を作り上げたのだとしたら高品質な製品や、サービスを提供するために日本式のオペレーションを導入することは理にかなっている。結果的に品質や効率性は向上するかもしれない。

しかしこの国の利点、多様性や寛容性を存分に活かした発展の仕方を模索していかなければならないと私は感じる。

なぜなら日本を発展させた、その生真面目さ、正確さ、責任感が今の日本人を苦しめているように思えてならないからだ。日本式を取り入れて発展した先には日本が今抱えている問題を将来抱えることになる。

文化も宗教も気候も違うマレーシアが先進国入りを果たすためにも独自の発展方法を模索してほしいと私は常に感じている。このような発展の真ただ中に身を置くことでその変化や機微を肌で感じられることもこの国の魅力ではないだろうか。

最後に

マレーシアの魅力を一言で表すとすれば、繰り返しにはなるが「多様性」と「寛容性」だ。

同一民族の日本では感じることのできない「多様性」、そんな多様な環境がもたらす「寛容性」。これらの視点は日本人が忘れかけている部分である。

そしてこれらの視点は日本人が世界で生きて行くためにも、また日本が世界の中で生き抜いていくためにも必要な視点であり、学ぶべきポイントである。

こんな新たな視点をあたえてくれる国マレーシア。魅力的に感じてきたのではないだろうか。

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