30代東南アジア就職希望者必見!現地採用の給料とリアル

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この4月で丸3年間、東南アジアのマレーシアで現地採用者として生活してきた。今では新卒者の海外現地就職も盛んになり世界各国で活躍している日本人の情報もよく耳にする。そんな日本人の国際化の一端を担える事は嬉しい事だ。

これから海外現地採用を目指す方にとって、一番気になる部分は給料面だろう。海外就職では現地生活コストの安い国であれば現地採用者の給料もそれに見合う形になる。それゆえ額面の月収が2000ドル(約22万円)以下の国もざらにある。30代だろうが40代だろうが年齢は関係がない。そして日系企業では成果を上げたとしても給料面には反映されないという現実をこの3年間で目の当たりにしてきた。

今回はこの現実を前にして学んだ事、そしてこれから海外就職を目指す方が抑えておくべきポイントをまとめてみた。20代であればまだまだ失敗もできる。しかし30代40代になるにつれて守るものや出費も増えていく。失敗しない海外就職にするためにも是非、参考にして欲しい。

東南アジア現地採用の給料

海外現地採用者の給与はその国の生活コストに合わせて変動する。マレーシアの現地採用では額面月収で1500〜2000ドル程度が一般的だ。マレーシアよりも生活コストの安い国(ベトナムやインドネシア)では1500ドル以下の月収もありえる。逆に生活費の高いシンガポールであればエンプロイメントパス(ビザ)として月収3600ドル以上が保障されている。

リアルな生活と給与交渉

独身者で現地採用としてマレーシアで生活するのであれば月2000ドルの給料でも生活は可能だ。1500ドル程あれば日本で生活するのと同レベルの生活は維持できる。しかし家族がいる場合では月2000ドルの給与ではとても厳しい生活になる。

私自身も最初は給料の額に納得して入社した。しかし仕事に慣れ成果を上げていくうちに実績と給与額とのバランスに納得がいかなくなった。日本であれば大きな成果をあげようとも給料に変動がないのは暗黙の了解になってしまっている。しかしここは海外。私はリスクを負っている。現地採用として海外で働く場合は1年や2年など短期間での雇用が一般的だ。事実私の雇用も1年毎の更新である。会社の経営状態が悪くなった時や個人として成果が出せなければ、いとも簡単に契約を切られてしまう。そのリスク中であげている成果に対して給料アップを主張してみた。

私が給与アップを申し出てから3ヶ月、会社からの返答は「No」だ。

これはとても悲しかった。成果に対して会社は何も興味を示していないと感じた。外資系企業であれば給与の交渉は可能だ。バリバリ成果を上げて行けば、とりあえず給料交渉はできる。しかし今回私が強く感じたことは日系企業ではたとえ期待以上の大きな成果を上げてもそこに交渉の余地すらないことだ。交渉によって給料を上げるという概念自体が日系企業には存在していない。

給料が全てではない。しかし成果に対して報酬というリターンがあってこそモチベーションも上がり次の行動・結果につながる。組織として成果を評価できなければ、成果を上げられる人材はその組織にとどまる理由がない。日系企業として世界で戦っていくためには結果を評価できる体制が必要だと感じた。

海外現地採用への心得

東南アジアに限らず現地採用の給料の相場を把握しておくことは大切だ。30代後半や40代になって新卒者と同等の給料で働くことは避けなければならない。たとえ給料が下がっても現地採用に挑戦したい場合は、自分のキャリアプランや人生プランを明確にしておこう。中期・長期的に見て現地採用で得られる経験をどう自分の今後のキャリアや人生に活かすことができるかを理解しておくことだ。

私の場合は人生初の営業職という経験を海外で積ませていただいた。今後、自分でビジネスをやるにあたり営業職を一度経験しておきたかったからだ。来た仕事は断らないという泥臭い営業スタイルだったが同僚のサポートもありトップの営業成績を収めることができた。

はじめは東南アジアに知り合いなど一人もいなかった。しかし今ではマレーシア国内に同僚・顧客・協力業者が200人以上いる。そして製造業という業種柄、タイや中国にも多くのサプライヤーができた。世界中に協力を頼める仲間がいる。ビジネスをやっていく上でこんなにも心強いことはない。これはお金では得ることができない財産だ。

最後に

特別なスキルやポジションでのオファーではない限り、東南アジアでの現地採用の給料は日本の給料より下がる。これは覚悟しなければならない。それでも挑戦する場合は現地採用の経験をどのようにキャリアプランの中で活かすのかを明確にしておくことが大切だ。

キャリアアップと給与アップの両方を目指す場合はシンガポールや香港などの先進国の外資系企業が狙い目だ。実力勝負の世界であり生活費も東南アジア諸国よりは割高になるが給与面でも高くなる傾向にある。

日系企業であろうと外資系企業であろうと、その国の経済状況の変化は避けられない。会社に変化があった時に一番先に影響を受けるのは駐在員でもローカル社員でもなく現地採用の人材だ。

会社に変化があろうとも必要とされる人材であること。そして社会に大きな変化があろうとも生き抜いていけるだけの知恵とスキルを身につけておくことが、もっとも重要かもしれない。

マレーシアで働きたい方に。海外への転職はJAC Recruitment

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