人間関係から学ぶ。感情を「選ぶ」意識がストレスを遠ざける

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

毎朝、同僚の女性にコーヒーを入れてもらう。

豆を挽き、コーヒーメーカーにフィルターをセットし時間をかけて抽出する。挽かれた豆の匂いと徐々に抽出されるコーヒーの香りが、1日のスタートを感じさせる。職場のキッチンから流れてくるこのコーヒーの香りを楽しみながら1日の仕事をスタートするのが好きだ。

一種のカフェイン中毒のようなものなのだろうか。この朝のコーヒーがないと、いまいち身が入らない。私にとっては儀式のようなものだ。

こんな話を、コーヒーを入れてくれるその女性に話したことはない。彼女もコーヒーが好きで、1人分を作るよりも2人分を作る方が美味しくいれられる。それゆえ毎朝快く入れてくれる。ただそれだけだ。

ある日の朝。

いつもとは少し違うコーヒーの香りとともに1日がスタートした。コーヒー豆でも替えたのかなと思いつつしばらく待っていると、彼女は一人分のコーヒーを持って現れた。私の分はそこになかった。

私にとってコーヒーがない朝はある意味ストレスだ。習慣化していて仕事を始めるスイッチのような役割を果たしている。それがない。はて、どうしたものかと考えてみた。私の心の中には、いつもあるものが無いことからくる一抹の「寂しさ」のようなものがあった。

そこで彼女に尋ねてみた。

その日はコーヒー豆がなく、インスタントコーヒーしかなかった。そして私がインスタントコーヒーを嫌いなことを察して、彼女は私の分は用意しなかった。それだけだ。

感情を「選ぶ」ということ

たかだかコーヒーかもしれない。しかし私にとっては大切なコーヒーだ。

だからこそ「コーヒーがないこと」と「彼女が私の分を用意しなかったこと」に対して感情が動いた。

ここで「寂しさ」という感情を選ぶこともできる。

期待していたことが得られない「寂しさ」という感情にフォーカスすれば、それらの感情に考えも行動も支配されてしまう。逆に違う感情を選択することもできるのだ。

どんな感情を選択するかは自分次第だ。楽しい人生を送りたいなら、楽しいと思える感情を選ぶしかない。環境があなたの人生を決めるわけではない。環境によってもたらされる、あなたの感情があなたの人生を決める。そして感情の選択肢はあなたが握っている。

私はストレスなく心地の良い感情で毎日を生きたい。だからこそ、そうなれる感情を「選択」していく。「寂しさ」を感じている時間なんてない。

彼女の入れてくれるコーヒーは好きだ。しかし、無いなら仕方が無い。

よし、今日は自分でコーヒーを買いに行くことにしよう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク