新卒海外就職はアリか?社会人12年目からのアドバイス

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新卒で海外就職することも、大きな夢があって素晴らしい。しかし、いい大人になってからビジナスマナーの一つも身についていなければ恥ずかしい思いをすることも事実だ。

日本のビジネスマナーが全てではない。しかし日本のビジネスシーンにおいて相手に失礼なく対応できるだけのビジネスマナーが身につけば、世界中どこの国に行っても通用する。これは最大の武器だ。

ゆえに私が新卒者にすすめるのは新卒切符を最大限に利用すること。まずは日本の社会で数年間頑張ってみることだ。

新卒者として、日本人としてのビジネスマナーをしっかりと身につけることが後にアドバンテージになる。それから世界へ羽ばたいても決して遅くはない。

日本のビジネスシーンは超ガラパゴス

日本の社会ほど特異な労働環境は世界に存在しない。日本人として日本の社会の特異性を経験してから世界へ羽ばたいても全く遅くはない。日本の社会を経験しておけば、世界を経験した後にまた戻ってくることもできる。逆に日本の社会を経験せずに他国で数年費やしてから日本の社会に順応するのは骨の折れる作業だ。

日本の社会は型にはまりすぎている。まずはその型を理解することで、世界との比較対象も生まれる。それがあなたの深みになる

私のとある経験

私の社会人デビューは空間ディスプレイ系の会社でデザイナーとして業務をスタートした時だ。

新卒の就職活動の波に乗り切れなかった私は、大学卒業後あわてて就職活動をスタートした。そして超ポテンシャル採用された空間ディスプレイ会社で社会の洗礼をたくさん浴びさせていただいた。

通常の新卒者の入社時期とはずれていたため、私の場合は特別な研修はなかった。社会のことなど何も知らなかった私はOJT(オンザジョブトレーニング)で、日本社会のビジネスマナーを学んでいった。

私の勤めていて会社ではデザイナーとして展示会の要望をヒアリングするために客先に訪問する機会が度々あった。初めて会う担当者も多く、必然と名刺交換の頻度も増える。

ある日、会社の先輩と客先に訪問に行った時のことだ。

先輩にとっては顔なじみの先方の担当者が出てきた。私にとっては初見の相手。先輩から名刺交換をうながされた。

いつものように名刺を出し交換しようとしたところ、私は何気に先方の名刺を先に受けとってしまった。しかも片手で。さらにもう片方の手で私の名刺を先方に差し出すような形に結果的になってしまった。

これは失礼極まりない。

すかさず先輩が「先ほどは彼の名刺交換の際には失礼しました。」とフォローを入れてくれた。その瞬間には何が悪かったのか、はっきりとは解らなかった。しかし、私の名刺交換の方法が失礼にあたる、ということは理解できた。

その後、先輩から名刺交換の方法を教わった。

・自分から相手に近寄より名刺交換を申し出る。

・テーブル越しには行わない。

・両手で差し出し、両手で受け取る。

・相手に先に受けとってもらう。

一概にこれが正解というものはない。相手を尊重している気持ちを表現出来ることが最も大切だ。

社会人1年生であれば出会う人全てが師匠のようなものだ。謙虚に教えを乞えば周りの人が教えてくれる。これはとてもありがたいことだ。残念ながら当時の私は世間知らずで、素直に先輩の忠告を聞けるような人間ではなかった。しかし社会人12年目でも改めて感じることは、相手を尊重できる人は素晴らしい人脈を構築できる。これは何にも勝る武器だ。

日本のビジネスマナーは世界で戦う武器になる

海外には日本のような名刺交換をする習慣はない。片手で渡し、片手で受け取る。名刺を投げる人もいるくらいだ。しかしこんなにも簡単に相手を尊重している気持ちを表現出来る手法はない。

尊重されて嫌な気持ちになる人なんていない。人として相手を尊重することが良い人間関係を生み出す。とても小さなことかもしれないが、その積み重ねが信用になる。そして誰だって尊重してくれる人、信用できる人と関係を築きたい。

名刺交換は一例にすぎない。日本のビジネスマナーには相手を尊重し、良い人間関係を築くための行動や考え方が豊富に詰まっている。

これこそが日本人が世界に誇れる武器だ。

最後に

もし私が今新卒で、英語力もありワクワクするような選択肢が海外にあると思うのならば迷わず海外就職を選ぶだろう。後悔のない人生を送るためには自分の思いに従うのが一番だ。

私もお世話になった、このようなエージェントと共に世界を目指すことも不可能ではない。

世界に通用するキャリアが欲しい方に。海外への転職はJAC Recruitment

しかし、少しでも海外に出ることに不安や悩みがあるならば、まずは日本で実力をつけることも選択肢に入れて欲しい。日本での社会人経験は必ず役に立つ。

世界は逃げない。いつでもあなたを待っている。

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